宮城県内に14ヶ所ある一等三角点の一つ。　国道四号線と東北自動車道に東西をはさまれた栗原市金成姉歯にある。　平成20年の岩手・宮城内陸地震により成果異常となり現在停止中。
　
　姉歯村一等三角点に行くには、金成梨崎「姉歯の松」付近の舗装道を南側から来て左折する。　どこまでも直進すると、最後の民家がある沼付近に着くので、ここで駐車する。　除雪も生活道路のため、シッカリされていて真冬でも心配はない。
　そして、釣り人が作ったと思われる西に続く笹道は無視して、「釣り禁止」と書かれた看板がある沼と沼の間を直角に左折する。
　ほどなく薮道となるが、実際は膝下までで良く刈払いされていて快適な道だった。
ネットで調べた「もの凄い薮道」とか「薮こぎ」という言葉は、どこから来たのだろう？　却ってそれが、入山者を道迷いに誘い込んでいるように思えた。

　三角点まで駐車場からわずか20分程度で辿り着く。　広々とした広場だったし、ちゃんと真新しい国土地理院の杭もあった。　距離にして約600m、時間にして20分程度、薮こぎなし・・・。

　所要時間＝　登り：　20分