旧国道4号の仙台市泉区の南口は峠状の地形になっている。 信号がありここを西に入りさらに山に入る道を上る。 信号を東折すれば仙台市地下鉄八乙女駅だ。
さて肩掛山は大正44年皇太子だったのちの大正天皇がこの山頂に立ち陸軍大演習を観覧したーと登山口(階段)にある説明版にある。 公園となっており東屋、ベンチがある。 松や杉林に覆われてわずかに北が空いて泉の市街地や七ッ森が見える。
この山の東麓(旧国道脇)は仙台藩の七北田刑場跡だ。 180年ほどの間に5000人を超す刑死者があったという。 つい60年前、堤町(現台原交差点あたり)からここまで民家はなく雑木林だった。 刑場跡はあたり一面畑地で狭い国道が通っていた。 今日の変わりように驚く。 刑場跡には昔からの石地蔵があり説明版が立っている。
所要時間=国道4から比高20m 登り: 分 下り: 分 |