仙台市街地を取り巻く丘陵の西部を占める青葉山には、これという目立つピークはないが暮らしの近くにあったせいか山名のついた地が青葉山・亀岡山・工兵山と三つある。
なかで一番高いのがこの山で戦前、川内にあった陸軍（工兵隊）の演習地があったことからこのように呼ばれた。　敗戦で一帯は開拓地となり、さらにゴルフ場、東北大と変わりこれ以外の山地は青葉の森公園などになった。

三角点（点名青葉２）一帯は、一時青葉ジャルダン（営業公園）として賑わった時代もあったが、いつしか廃業となった。　

所要時間＝比高160ｍ　登り：15０分　下り：バスで川内に戻る。　
　　

※　竜ノ口渓谷は紅葉の季節が美しい。　水量もあるからゴム長履きとなる。　厳冬期に入ろうものなら初心者は氷壁に大変な苦戦を味わうことになる。

この谷は化石採取地としても（ムカシは高さ60ｍの橋からの投身者の多いことでも）有名である。　渓谷入り口には車も置ける。

沢の上部にある朝鮮学校あたりから鈎取山、あるいは白岩から越路山を目指すのもよいだろう。