仙台市の西北、青葉山の奥に位置し、西風蕃山を主峰とした山で、古くから東隣りの権現森とともに仙台市民の山として親しまれてきた。
一時訪れる人も絶え荒れ果てていたが昭和60年代、大型団地開発阻止の運動がきっかけで注目され今は平日も登山者が多い。
開発計画も撤退、山林は仙台市が買い取った。
広がりを持ち変化に富む地形、豊かな動植物など四季を通じて楽しめる第一級の里山だ。 市の中心部からわずか7Km、バスも電車の便もある。 仙台市民の財産として大事にしたい。
ルートは7,8本ある、代表的な大梅寺コースを中心に持ち時間、季節により組み合わせて歩く。 蕃山と呼ばれる356m峰は松島瑞巌寺の名僧雲居(うんきょ)国師が隠居後座禅した所で死後ここに葬られた。 麓の大梅寺(たいばいじ)は隠居寺。 南東が開け市街地が遠望できる。
所要時間=大梅寺から比高250m 登り:40分 下り: 分