仙台市西部、西仙台ハイランドにある山。 周辺に高い山がないため山頂からの大パノラマが楽しめる。 山頂を含む広大な山域はレジャー産業所有地でゴルフ場、オートサイクルコース、遊園地が広がる。 山頂付近から中腹にかけてスキー場もあったが廃業して久しい。
スキー場跡の広い舗装道路(かつてのゲレンデ)を登りきった産廃置き場付近に車を置き、そこから山の斜面沿いに山頂に続くゲレンデ跡がある。 ススキや雑木に覆われているが、この中を進めば山頂直下の山頂リフト駅跡を経て山頂に達する。
緩い半円形の山頂稜線は南面に急な内壁があるカルデラ火口の形をしている。 稜線を南西に下ればスキー場跡に戻る。 東稜線はスキー場駐車場に出る。 これらの稜線上はブナや雑木の混交林で気持ちがいい。
地形図に記載されている東稜線上の破線(登山路)は濃い藪で確認できない。
北側の練田峠(ねったとうげ・標高438m)から登る手もある。 新川から林道中村線を走り終点に車を置いてその先の「ふるさと緑の道」を10分も歩けば練田峠、ここからブナや雑木の疎林の中を山頂目指して一直線。 問題は下りコース、凹凸が全く無い斜面はコース取りが難しい、うっかりすると峠から外れてしまう。 林道のコンディションはきわめて良好だ。(年次と季節で変動するから要注意)
所要時間
仙台ハイランドスキー場跡(車道最奥部)→山頂 比高約100m 登り:20分
練田峠→山頂 比高約200m 登り:50分
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