家形峰は、奥羽脊梁山脈から仙台神室岳を経て東に下る長い稜線上の三方倉山の西隣りにある山。 三方倉山の東尾根ルートで紹介ように、三方倉山の南中腹(標高700m)で同ルートの最高点に達した路が下りになるあたりから目の前に家形峰が迫ってくる。 沢筋か尾根の残雪状態を眺め、安定した場所を選び山頂めざして登れば30分ほどで山頂に立つ。眺めがいい。 帰りは三方倉山を経てもとの尾根路に戻る。
登山コースは、仙台神室岳東稜線コース(三方倉山を参照のこと) 二口からのコースはない。
所要時間=野尻から比高540m 登り:130分 下り: 分家形峰山頂〜三方倉山頂60分
※ 三方倉山南中腹の若いブナ林はまさに美林、じつに気持ちのいい樹相でほれぼれする。 野尻から登り家形へと巻いて進むこの路から見上げるしか、この美林観賞の機会はない。 ※ 残雪期で眺めが良かったが、木々が茂ると見通しは悪いだろう。
【報告者:源兵衛】 06/10/07
【二口林道からの登山コース報告】 車は二口林道の姉滝入り口に駐車。 姉滝へむかう階段を下り滝が見えたら上流へ、約5mから10mの間、季節あるいは水量によって少し渡渉地点が変わりますが、二口沢を渡る。 滝を眺める展望台の先に 岩洞になっている辺りに赤布があり、取り付き地点は2〜4mの段差になっている。 姉滝登山口から家形山まで尾根の急登は、等高線通りでかなりキツイ。 ところどころにトラロープが有り、それをつたて尾根にとりつけば、後は家形山までしつかりした登山道がある。 途中の松の展望からは、盤司岩や大東岳が望めた。 尾根の急登を2時間20分で家形山に到着、展望はあまり望めない。 そのまま尾根伝いの踏み跡を辿ると約1時間で相ノ峰まで行ける。 bS0の『相ノ峰』を参照の事。 このルートは沢登りの人が下山に利用しているようだ。 所要時間=姉滝入口から比高450m 登り:140分 下り: 分 家形峰山頂〜相ノ峰 60分
※ 熊棚が見かけられたので、熊鈴・笛等の熊対策が必要。 ※ 一般的登山コ−スではないので、単独行は避けて複数で行ったほうが良い。
【報告者:omosiroyama2008】 09/09/10