※ 国道から入る「廃道」は昭和30年代仙台の開発業者が二口の観光開発目的に専用道路として作った。 山稜上を二口まで延長するプランだった。 二口には別荘地の造成もなされたが倒産によりそのまま廃棄された。 このところ急速に荒廃し道路が崩壊しはじめている。 またこの山の東面では仙台圏最後のゴルフ場建設が着手されたがこれまた中途で倒産、そちこちに掘削したまま放置された地面が残っている。
※ 「廃道」から西の馬場方面に下りる道路跡がある。 昭和30年末まで国鉄白沢駅から秋保温泉までこのか細い道をバスが走っていたー白沢峠という。 信じられないに違いない。 当時のわが国はそんな国だったのだ。
※ トガミ山と呼ぶ山はほかに山形市に2山、福島県浜通りに1山知っているがいずれも山容が円錐形で尖っている。 アイヌ語のトコム=盛り上がった小山からきたのかーという話を聞いた。 トガミ、トガリは全国諸所にあるそうだ。 秋保の戸森山も同列なのだろうか。
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