仙台市太白区生出の赤石地区に東西に並ぶ3つの山がある。 東から亀ヶ森・中ノ森・鹿ノ上山、まとめて三高森と呼ばれる。 中ノ森は、愛宕山とも呼ばれ山頂に七つの石祠が並ぶ。 三角点は亀ヶ森にあったものを移設した。
中ノ森以外の山は明確な登山ルートがなく、亀ヶ森は砕石により山頂が削られてしまい、だいぶ低くなってしまった。
北赤石の赤石橋交差点を橋と反対に右折し、生出小学校赤石分校を迂回する様に裏手に回ると、登山口の鳥居がある。 山と渓谷社の『宮城の山』の紹介文中にある「赤い屋根の大きな民家」は、その手前に新しい家が立ったため見えにくくなった。
鳥居の前に駐車し、鳥居を入るとすぐ竹林になり、まもなく杉林の急な登りが始まる。 山頂に向ってまっすぐな道を登って行くと社務所のような建物があり、脇を通り雑木林に入る。
ジグザグの山道を登って行くと林が切れて景色が見えるようになり、間もなく山頂に着く。
山頂には秋保石で作られた石祠が7つ並び、それぞれに神社名の記されたお札があった。 山頂からの眺望は、南側が開け赤石橋方面や名取川が見渡せる。 三角点は祠の奥へ50mほど杉林に入った所にある。
所要時間=比高200m 登り:40分 下り: 分