秋保の大沢山は、秋保温泉街の裏山のような山で、大沢山を中心に秋保工芸の里付近から大倉山の東麓まで東西に長く丘陵が伸びている。
天守閣自然公園から遊歩道があるが、南東側の峠から送電線の巡視路が利用できる。 大沢山を越えて大倉山の麓まで行けば、ミニ縦走気分の山歩きが出来る。
大沢山の登り口は、秋保温泉から釜房湖に抜ける県道沿いにある。 秋保工芸の里を通り過ぎ、水道施設のタンクも過ぎた峠付近の右側に巡視路の表示板を見つける。 そこが大沢山の登り口、お馴染みの黄色い表示板が仙台幹線・蔵王幹線と二つ並んである。
仙台幹線26鉄塔に向かい尾根に登れば主尾根に沿って巡視路が続いている。 25に向かい登って行くと周囲は雑木林が広がる気持ち良い山道だ。 途中に迷う所も危険な箇所もなく尾根を忠実に緩やかに登って行く。
山頂が近くなると『天守閣自然公園の遊歩道はココまでです。』と書かれた看板があり、間もなくベンチの置かれた山頂に到着する。
山頂からの眺めはあまり良くない。 山頂から西に少し進んだ伐採地から北方向に眺めが広がるが、殺伐とした伐採跡は気持ちの良いものではなかった。
そのまま尾根を進んで行くと再び雑木林が大倉山の麓まで続いている。
所要時間=比高130m 登り:30分 下り: 分