刈田岳は、宮城県を代表する山で、県内で唯一日本百名山に選出された山でもあります。　まあ、蔵王山は、蔵王連峰の総称したものですので、蔵王全体が百名山と言う事でしょうか。
　刈田岳は県内で屏風岳に続く２番目の高山で、古くから山岳信仰の山として盛んに登られました。

　近年は山岳有料道路が整備され、普通の観光客がサンダルで簡単に山頂に立てるようになり、毎年多くの観光客が訪れます。　しかし、観光ルートを外れれば自然の険しい山がそのまま残る自然豊かな山でもあります。

　登山道は、大黒天登山口から剣ヶ峰を通り刈田岳避難小屋に達するルートが濁川渓谷の断崖と御釜の風景を楽しみながら歩けるルートとして親しまれています。　

所要時間＝登り：60分　下り：40分　（大黒天登山口から）