今でこそ白石周辺の小中学校の登山遠足といえば、自然の家に宿泊して聖山平から後烏帽子ですが、私たちの頃は日帰りで大萩山、鉢森山、南部山でした。
その中でも大萩山(264.3m)はとりわけ白石の町と南蔵王の展望が良い山です。 山頂にテレビ中継局があり、立派な道があります。
天気が良ければ北には泉が岳、舟形山、南には霊山も見渡せます。 また、大萩山公園もあるので子供連れでも楽しめる山です。
南西山麓の松ヶ丘団地から登るいわゆる遠足ルートは、分かりづらいかもしれませんが国道113号線を角田方面に向かって新幹線高架をくぐるところから左手の住宅地へ入っていきます。 もしかして大萩山遊歩道の柱が残っているかもしれません(昔ありました)。 住宅地のはずれから山へとまっすぐ登っていきます。
東北本線白石駅より二つめの踏切から入る山田沢ルート(白石工業高校の北側)は、旧郡山城址の下から登る、こちらも舗装路です。
最近できた舗装路は、白石蔵王駅付近にあるホワイトキューブ前の道路を国道113号線方面に向かい、信号のある交差点を突っ切って登る道で、車で行くには一番広いりっぱな道です。
山頂直下から金倉へ下るルートは、だんだん藪が濃くなってぬかるんだ道になりますが、藪の部分はあまり長くなく、数十メートルがんばれば立派な林道になります。
郡山城址北方の金倉に下ったら、少し北へ進むと郡山横穴古墳群がありますので立ち寄っても良いでしょう。
所要時間=登り: 分 下り: 分