野沢倉山は、七ヶ宿ダム湖畔の北方にあり、ダムに流れる小梁川の東側にある山。 周囲を入江と沢に囲まれ南北の尾根からしかアプローチできない。
平成5年に四等三角点が新設されたので登って見る事にした。。
野沢倉山に登るには、七ヶ宿ダム湖畔にある道の駅ビューランド『ありや』前の送電線巡視路入り口から登る。 車を道の駅の駐車場に止め国道113号線向かいの黄色い看板の所から登りはじめた。 50mほど登った広場に木喰上人輪海の碑と無縁仏の墓石が纏められてあった。 ダム湖に沈んだ渡瀬集落の墓石のようだ。
鉄塔まで登る途中から山の斜面に入る。 急な斜面を登り小ピークを越えると緩やかな尾根道が続く。 踏み跡は薄いが枝分かれの少ない尾根なので迷わずに登れる。
急斜面の登りになりルート上に浮き石が多くなると小枝の邪魔な藪道となる。 浮き石に足を取られないように枝を分けながら登って行く。
一度平坦な場所に出るが、その後も藪をかき分けて登って行く。
四等三角点は山頂手前の藪の中に設置してあった。 丸いプレートの軽量三角点だった。 山頂は奥に100mほど進んだ所だろうか? 目印や山名板などは何もないので、一番高そうな場所を山頂とした。
所要時間=登り: 60分 下り: 45分