みやぎ里山文庫 【 石巻市の山 】
 15-002 
山   名 金 華 山
よみがな きんかさん
標高/三角点 445.2m / 二等三角点 
地形図名 金華山 (1/25000)
所在地 石巻市牡鹿
概 要

 宮城県北部に太平洋に突き出した牡鹿半島がありその先に浮かぶ円形の島。 北上山地の最南端の山である。
 ひとつの山がそのまま島となり島も山も同一名。 周囲約26Km。 半島とは700mの金華山瀬戸で隔てられている。
 金華山は、島全体が1250年の歴史を持つ黄金山神社の神域という。 島の中央を東西に横断して登山路があり、山頂の大海紙神社を経て東海岸の千畳敷と呼ばれる岩壁の海岸に出る。
 時計回りに金華山灯台を経由して金華山港に戻る。 どうしても島での宿泊が必要になる。

所要時間=比高445m 登り:3時間分 東海岸へ下り:2時間
灯台へ1時間半 金華山港へ3時間

特 記

※ 約250匹(6群)の野生のニホンザルが、ニホンジカは500頭と本州とは比べにならない高い生息密度で暮らしている。
 その姿は山頂から海岸縁まで至る所で目にすることが出来る。 黄金山神社周辺では観光客からエサをもらう姿が見られる。
 ブナは本来、標高の高い寒冷地に生育するのだが、低山のこの島に広く分布している。 霊山として島の木々を切ることが長らく禁止されていたため、大木も多く、古いブナは樹齢250年を越える。

※ アクセスは車なら鮎川へ、そこから巡航船で渡るか、女川港から観光船で渡る。 宿泊施設は黄金山神社(通年営業、ホテル並の施設)と民宿潮風(こちらは季節営業)

登山実施日
地 図 アクセスマップなし / ルートマップなし
【報告者:源兵衛】 06/08/02 
石巻市の山