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石巻市の山
15-009 |
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■地形図 |
石巻 (1/25000) |
■所在地 |
石巻市小船越沢田山 |
■山行日 |
2011.12.24 |
■登山道 |
登山道なし |
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■ マップ |
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沢田山 (さわだやま) |
標 高 / 三角点 |
119.7m / 三角点なし |
概 要 |
石巻市街より北へおよそ7km、三陸自動車道の河北インターチェンジ付近から間近に見える山が沢田山だ。 北東に北上川、南西に旧北上川と二つの大河に挟まれた、道の駅「上品の郷」の裏山的存在の山とも言える。
舗装道路の鞍部付近に消防のポンプ小屋があり、その裏手に細い道が続いている。 参道入口には「渡会神社」と記された小さな石碑が立ち、ブロック塀の脇を登って行く。
山頂へは山体西側の鞍部から登ったが、中腹の八雲神社まで参道が延びており、快適な散歩道といった感じだ。 参道を登りはじめて間もなく、八雲神社の鳥居が現れる。 左手に秋葉神社とおぼしき石塔があり、右手にはまだ新しい立派な六所神社がある。
もう少し進むと右に枝道があり、右折して進むと大岩が御神体として祀られている。 なにやら地球外生命体または妖怪を思わせる大岩である。
参道に戻りさらに上ってゆくと八雲神社にたどり着く。 境内には一本のイチョウの古木があり、沢山の果実が落ちていた。 神社の社殿は崩れ去っており、再建されそうな様子は見られない。 山麓の新しい社殿は八雲神社ではないし、八雲神社はどうなってしまったのだろうか。 誰も拾う事の無いイチョウの実が境内一面に散らばって、一層の寂しさが募る。
八雲神社が建っていた裏手の斜面を登り、杉の植林と雑木林の境を歩いて東へゆるやかに上って行き、杉の林内に入ると平坦な頂上にたどり着く。 山頂には杉の木が密に植林され、風当たりが大分やわらげられる。 冬あたたかく、夏は涼しそうだ。
多分に風化した紅白のポールが立っていたが、残念ながら三角点、標示杭を見つけることは出来なかった。 廃点になったのか。 しかし、山頂であることに変わりはない。
比高=約100m 所要時間=登り: 20分 下り: 15分 |
特 記 |
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