深山は、山元町と角田市の境界にある亘理地塁山地のほぼ中間にある山。 東の太平洋岸の温暖な気候と西の冷涼な気候を併せ持ち様々な植物が見られ、宮城県の緑地環境保全地域に指定されている。
地元では『シンザンさん』と呼ばれて親しまれる信仰の山。 かつて山頂には「深山大権現」が祀られていたが、現在は麓の深山神社に納められている。
山元町では平成6年に地元の有志の協力を得て『深山自然観察路』として登山道を整備、東屋などを設置した。
登山ルートは、麓にある少年の森の敷地から道が続いている。 また、深山神社から合わさる道もあり、自然の森を基点に北側の尾根を登る駒返しコースと鷹討山を経由する鷹討コースの2つのコースを使って周回できる。
山頂は、東屋のある広場になっていて太平洋の眺めが良い。 三等三角点の側に石祠と石碑があった。 小学校の遠足などに利用されているようだ。
所要時間=約60分 比高= −m