みやぎ里山文庫 
 06-016 
仙台市青葉区の山
 ■地形図
熊ヶ根 (1/25000)
 ■所在地
仙台市青葉区上愛子箱倉山
 ■実施日
2004年12月7日
 ■登山道
登山道あり
登山口の道標あり
 ■ マップ
ルートマップ
函倉山 (はこくらやま)
 標 高 / 三角点
 349.6m / 三等三角点 (函ノ倉)
 概 要


仙台市内から国道48号線を作並温泉に向う途中、白沢集落の東にポコポコと並ぶ五つの山がある。 標高300m程度の低山で形も良く似たこれらの山々は、五ツ森や白沢五山と呼ばれる。

函倉山は、五ツ森の中で一番西に位置する山。 地形図を見ると四方に裾野を広げた四角い形をしている。 その形が名前の由来かもしれない。 ガイドブックには箱倉山とあるが四角い形を表しているので箱でも同じ意味になるだろう。

五ツ森の中で三角点があるのは大森山と函倉山の2山だけ、明確な登山道があるのは函倉山と前山・岩垂山の3山になる。 地元の愛子小学校では学童登山が行なわれている。

登山口は、北西側の水道局施設前にある。 登山道は、山を逆時計回りに半周するように登って行く。 落葉期は、中腹にある送電線の鉄塔から急斜面を真っ直ぐ山頂に向っても良い。 下草がないのでどこでも登れる。

登り:30分 
  

 特 記

 
 ※ 白沢五山や戸神山の付近には、猿の群れがいるので気をつける事

    

函倉山
函倉山
山頂には登山記念柱が並ぶ
山 頂

【報告者:マルゴ】 06/08/25 

みやぎ里山文庫

 

追 記
 中青葉丘陵マップルートマップ  函倉山は駐車場がない。 国道457号線沿いに一台、赤生木集落から入った水道施設の柵の近くに数台駐車できるが、住民の邪魔にならないようにしたい。 また、少し離れるが上愛子小学校前の路上に数台止められるスペースがある。

 山頂から北に送電線の鉄塔があるが、急斜面で道がないのでオススメ出来ない。 登って道を戻ろう。
 東に尾根を歩くと五郎山に続く函ノ峰ルートは、藪で小枝が邪魔なルート、迷う場所はないが歩きにくい。 五郎山手前の函前ノ辻から前山の登り赤生木集落へ下山する周回ルートもあるける。
 
 中青葉丘陵  2007年から白沢五山と長袋・境野地区の山を歩き中青葉丘陵として山域を統合する。
 それぞれの山をつなぐ縦走路(長峰縦走路)があり四季を通じて楽しめるようになった。

 詳しくは、『里山エリアガイド』→『中青葉丘陵』を参照下さい。

【報告者:マルゴ】 08/06/10 

みやぎ里山文庫