みやぎ里山文庫 
 06-041 
仙台市青葉区の山
 ■地形図

熊ヶ根 (1/25000)

 ■所在地
仙台市青葉区大倉字高柵
 ■実施日
2010年5月9日
 ■登山道
登山道あり
 ■ マップ
ルートマップ
大平山 (おおだいらやま)
 標 高 / 三角点
 474.8m / 二等三角点
 概 要


 夜盗沢の市道から分岐する作業道があり、車で入り適当な路肩に置く。 作業道は大平山北稜線を乗り越える鞍部に達する。
 ここから稜線上の細道を山頂へ、雑木の疎林で眺望は無い。

吹越山方面から来て下山する際に細道がわかりづらい(三角点付近のわずか15mほどが消えている) 北稜線の左、つまり西側にしっかりと登山路がある。
三角点付近から市道分岐まで目印の白テープを下げた。


所要時間=比高140m 登り:30分 下り:20分

※高柵山・吹越山・岩倉山をあわせて参考に

 特 記

 
※ 点名はオオヒラだが、麓ではここから吹越山への一帯を金山カネヤマと呼んでいる。 かつては北稜線から大倉牧場跡に広がる高原をオオダイラと呼んだ.。 点名はこれに因むもののようだ。
里人はオオデエラもしくはオオデラと呼称する。 ヒラは古語では崖をいうから意味合いが変ってしまう。ゆえに当文庫ではオオダイラヤマを採ることにする。

※ 北稜線鞍部で作業道は北と西に分岐する。 北は大倉牧場方面へと続くようだ、西は切払に通じるという情報を得た。 確かに切払で山へと向かう作業道を見たからあれがそうか?

 その他

 
※ 大倉ダム左岸切払から高柵山経由吹越山・大平山→北鞍部→作業道→切払という周回コースがとれる。 北鞍部と切払で作業道は確認しているが中間は歩いていない。 周回できれば車から車へ無駄なく歩けそうだ。

※ 吹越山、大平山、岩倉山の山名は江戸・文政時代仙台藩が提出させた大倉村絵図による 現在も使われているのは高柵山だけである。

※ 北東部斜面では杉林の間伐が実施中

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北陵線鞍部

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大平口に分岐する作業道
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大平山三角点と中央の木の枝に白テープ

【報告者:源兵衛】 08/03/10 

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