みやぎ里山文庫 【 太白区の山 】
 07-014 
山   名 戸 森 山
よみがな ともりやま
標高/三角点 350.46m / 三等三角点
地形図名 川崎 (1/25000)
所在地 仙台市太白区秋保長袋字上原
概 要

 秋保地区の中心地長袋の西部、名取川西岸にある。 国道457を竹ノ内で分岐し舗装道路を山上に進む、約1・2Kmで小さな橋を渡り右にカーブする地点にカーブミラーがありここに車を置いて入る。
 草がのびてはいるが広い作業道(廃道だから判然としない)は真っ直ぐ目の前の戸森山目掛けて登る。 枝道があるが無視してしばらく直進すると右にカーブしながら送電鉄塔に向かう。 鉄塔は2列あるが山側の、より巨大なほうが目指すもの。 鉄塔からは山頂へ続く細い稜線を登る。 始めの僅かな部分がヤブだがすぐ笹薮になり歩き易くなる。 山頂は南北に30mくらいのやや平な地形、帰路のことを考えて登ってきた地点にマーキングしておく。

 三角点は北端にある。 南東端が刈り込みされ大きい眺望が広がる。 馴染んだ山々の普段は見られない「背中」をとくと観賞。帰路は狭い稜線がいくつかあるので注意。 鉄塔が木の間越しに見えるので確認するといい。

所要時間=比高150m 登り:40分 下り:20分

特 記

※ 山頂からの眺めがすこぶるよろしい。

※ 登る前に長袋の西端・名取川を見下ろす道路に立つとこの山がよく見えるので「偵察」をお勧めする。 立ち木が伐採された東面が大きく草斜面になり山腹を送電線が走るのですぐ判る。

※ 土地の人は「トーモリ」と発音する。 トーモリヤマ・トーモリガワ・集落は「トーモリ」となる。 山中へと続く道路は山上の大型養鶏場に行く大型車が通行する、路上駐車には要注意。

【蛇足】 山形市の盆地をはさんで東西に戸神山と富神山がある。 これと白沢の戸神山いずれもとがった山型である。 ここの戸森山は白沢戸神山と向かい合っていてそれほどではないがとがっている。 なにか地名学的にみていわれがあるのだろうか。
 戸神の山名は福島県相馬などほかにも見られる山名「ゴロ山」は岩がごろごろある山の意らしい。 北隣りの戸神山から見下ろすか西の戸森山からならこの山が見える。

登山実施日 2006年8月2日(水) 曇りのち晴れ 梅雨明けの日
地  図 アクセスマップなし   /ルートマップなし
亀ヶ森から見た戸森山
戸森山
戸森山
戸森山
 遠く三森山やオボコンベ山が見える
戸森山   

【報告者:源兵衛】 06/08/03 

太白区の山

 

 

     【 ご注意 】 

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