大森山は、中世の館があった山。 川崎から遠刈田に越えるすずらん峠の北麓にある。 川前小を過ぎ山に入りかけたあたり、北側道端に「大森山館跡」という標識があり奥に赤い大きい鳥居が見える。傍らには町が立てた説明版が立っている。
ここから参道を登るがすぐ「あやしい」踏み跡に変わる、峰をたどると第一峰につく。 立派な石祠と石のカエルがある。
踏み跡はここまでで、その先、第二峰、第三峰(最高点)へは尾根が続く、これがひどいヤブ。 地元の住民の話では腹を巻いて主峰に行く路があるという。 見落としたか?
山下の赤鳥居の懸額には青森神社(あおそ)古峯神社・熊野神社の名がある。 館跡は大規模なものでこんな山上によくぞーと驚く。 昔の権力者の大変さに感じ入る。 これだけのものを支えた領民というのはさぞかし「絞られ」ただろう。
所要時間=比高200m 登り:80分 下り:50分