みやぎ里山文庫 
 08-016 
川崎町の山
 ■地形図
川崎 (1/25000)
 ■所在地
柴田郡川崎町大字支倉
 ■実施日
2006年10月10日 晴れ
 ■登山道
登山道なし
 ■ マップ
ルートマップなし
桜沢山 (さくらざわやま)
 標 高 / 三角点
323.44m / 四等三角点 (未沢)
 概 要


 釜房ダムサイトの右岸は、釜房山から南へほぼ同じような標高の丘陵が続く。 形だけ見ても個別に確認できないほど平に連なる。 仙台から川崎に向かう国道286号線の碁石集落手前、はせくら台(団地)入り口を過ぎると釜房山が見えるが、その左にこの桜沢山の姿を見ることができる。

 村田への県道からわずか西に入った宮脇集落の熊野神社前に車を置き、近くの小さな沢をつめた。送電線下で電力の巡視路を見つけ尾根上に登り、途中からこの路と別れ尾根筋のヤブの中を山頂へたどり着いた。 眺望はない。
 当初、この山の北側の林道(碁石から県道村田線に通じる)から登るつもりだったが、村田線からの分岐を見つけられなかった。 山頂からは杉植林のなかを北に下りる踏み跡がある、また宮脇の住民の話でも北側の林道から登るのがいいようなので、北からの林道経由をお勧めする。

所要時間=宮脇から比高150m 登り:80分 下り:60分
 

 特 記

 
 ※ 県道村田線を碁石から進んで1kmほどのところに「五石の弥三郎石 碁石―支倉間の旧道入り口」と書かれた白塗りの標柱があり山中に登る山道がある、また宮脇から南に入る舗装道の奥には「上楯城址かみたて」公園があり整備されている。
 この川崎町は旧跡を大事にしているー強く感じる。 宮脇には「滝前不動のフジ」がありすぐ近くの支倉は伊達政宗の命でローマまで出かけた支倉常長ゆかりの地で見所も多いようだ。
 
  

桜沢山
南稜線から木の間越しに見た桜沢山の山頂

【報告者:源兵衛】 06/10/10 

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