みやぎ里山文庫 
 08-017 
川崎町の山
 ■地形図
川崎 (1/25000)
 ■所在地
柴田郡川崎町安達
 ■実施日
 ■登山道
登山道あり
 ■ マップ
ルートマップ
大窪山 (おおくぼやま)
 標 高 / 三角点
373.8m / 三等三角点 (大久保山)
 概 要


 釜房ダムの北に広がる安達高原の最高地点でピークがあるわけでもない。 高原はダム湖面から230mほど高い位置にあり、開拓農家が多いときで20戸は超したが現在は10戸をきっている。
 仙台地方で最も古い火山跡だそうで大きい長円形の「外輪山」が巡りその内部に畑が広がる。 ダム湖畔の上石丸からと北側・本砂金からの道路がある。 秋保・大倉山の南麓細野原からは廃道が山上まで続き、積雪期などのんびり歩くのにいい。

 「外輪山」の西端部に立つと蔵王方面の眺望が広がる。 そのまま東に廻り進むと仏岩(標高335m)方面に延びる踏み跡がある。 また、安達高原には東北大天文愛好会の観測所がある。

所要時間=秋保・細野原から比高240m登り:60分下り:50分
 

 特 記

 
 ※ 三角点の点名は大久保山だが、本砂金の旧家の85才翁から詳しい話を聞いた際「大窪山」だと字を書いて教えられた。 里山の名前は忘れ去られいまでは確認も難しい。
 

 追 記

 
 ※ 国久から林道・内野線を歩いて安達高原へ 【ルートマップ】

 この林道は国久から少し行くと2つの石碑があり、その少し先左手に民有林道の青看板がある。 左折してズーっと登りヘアピンを過ぎて椚の大木、二股の赤松を過ぎると終点のT字路に出る。
 左は安達高原、右は旧トレセン跡で車は不可。 ゆっくり歩いても50分程度。
2基の電波塔やら周辺の山々も望められる。        (情報提供者:ミドリのネズミ)
   

【報告者:源兵衛】 06/10/01 

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