みやぎ里山文庫 
 08-025 
川崎町の山
 ■地形図
遠刈田 (1/25000)
 ■所在地
柴田郡川崎町大字円田
 ■実施日
2007年5月14日
 ■登山道
登山道なし
 ■ マップ
ルートマップ
円田山 (えんだやま)
 標 高 / 三角点
500.0m / 蔵王町境界の杭
 概 要


 円田山は、川崎町と蔵王町の境界上にある山。 西から大鳥谷山、すずらん峠と続き、宮城蔵王カントリークラブのクラブハウス背後に位置する。

 入山はクラブハウスからなら15分もかかるまいが、ここでは北の百本楢山(別項)とあわせてのコースを紹介する。 川崎からすずらん峠に向かう県道から南東に分岐するコスモスラインに入り、300mほどで西に入る作業道の奥に車を置く。 杉林のなかの古い作業道を進み、さらに尾根上の刈払い道(境界ライン)をたどれば雑木に覆われた稜線上に着く。

 山頂はなだらかな尾根状、蔵王町の「大字円田」のコンクリート杭がある。 眺望はないが山頂北で蔵王から雁戸、大東岳へと広がるパノラマが楽しめる。

所要時間=比高 230m 登り: 40分 下り: 25分
 

 特 記・その他

 
 ※ 杉林のなかの古道も尾根を辿る刈払い道も藪はない、里山では上等な道だ。 山頂近くの西に広がる展望がいい。 ただし杉林の成長が進むまでのあと10年―というところか。

 ※ 稜線続きの東には一等三角点の一本楢がある。

 ※ 円田山と名のつく三角点が南の蔵王町円田にある。 ここで紹介するのは川崎町側住民が称する山名で古くからの萱場だったという。 北面(川崎)は雑木林に還り。南面(蔵王町側)はゴルフ場に姿を変えたという。
   
  

作業道
杉林のなかの古い作業道
コンクリート杭
山上のコンクリート杭
稜線上の刈り払い道
稜線上の刈払い道
大鳥谷山と蔵王に山々
蔵王と手前右端、大鳥谷山

【報告者:源兵衛】 07/05/20 

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