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川崎町の山 |
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■地形図 |
川崎 (1/25000) |
■所在地 |
柴田郡川崎町川音岳山国有林 |
■実施日 |
2008年11月11日 |
■登山道 |
東北電力の巡視路 |
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■ マップ |
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寺ノ沢山 (てらのさわやま) |
標 高 / 三角点 |
838.08m / 三等三角点 |
概 要 |
寺ノ沢山は、仙台神室から南東に延びる尾根の中間にある山で、高山の西にある山です。 目立った山ではないが東にあるピークに紅白に塗装された鉄塔が建ち二口の山々からも目視出来る。
アクセスは、川崎町柳生川から太郎川沿いの林道を進み、北太郎川に架かる寄沢橋前に駐車する。 河内林道(北太郎川林道)は、寄沢橋の奥で伐採作業が行われ車両通行止めになっている。
林道を約45分歩いて頭上を送電線が通過した所にある朝日幹線378の黄色い立札が登山口の目印、砂防ダムの堰を渡った斜面に刻まれた東北電力の巡視路が登山道として利用できる。
堰を渡ってジグザグの道を登って行と、間もなく378鉄塔に到着。 さらに高みの377鉄塔へと巡視路を辿る。 3番目の376鉄塔前は両側が切れたヤセ尾根だが両脇にワイヤーが張られているので危険は少ない。 振り返ると東方に桐ノ目山やオボコンベ山が見えた。
眺望は山頂目前の紅白に塗られた375鉄塔がすばらしい。 高台の草地になので、二口山塊の三方倉山や相ノ峰の南斜面が目前に迫るようだ。 大東岳や糸岳から仙台平野まで見渡すことが出来る。 十分に眺望を楽しんで山頂に向かおう。
山頂までは5〜6分ほど、高山や亀ヶ沢山と同じく山頂部は伐採されていた。 中央に三等三角点がある広い山頂だが眺めは樹林越しになるので375鉄塔の方が良い。 休憩も鉄塔が適している。
西に巡視路が笹谷まで続いている。 尾根の北側をトラバース気味に進む道だが雰囲気の良い小さなアップダウンが371鉄塔付近まで続く。 371鉄塔からは仙台神室と風ノ堂山の南面が目の前に見えた。
下山は登ってきた道を忠実に戻るか、西の鞍部より371鉄塔の連絡路を北太郎川へ下り河内林道を周回するルートも利用できる。
所要時間=比高 m 登り: 80分 下り: 分 |
特 記・その他 |
※ 巡視路は、鹿増山の南斜面をトラバースして笹谷集落まで続いているので、鹿増山の登山ルートとして利用できそうだ。
※ 寺ノ沢から高山までの尾根は、アップダウンが激しく寺ノ沢山頂付近は笹藪、踏み込まない方が無難。
※ 野猿の群れがいるので注意する事、熊鈴も必要だ!! | |