馬頭山は、白石国見線の小坂峠から林道で山頂の100m手前まで登ることのできる山である。 三角点を低木の籔から探すのに少々てこずるとしても簡単すぎるがこの山も里山の楽しみを享受すべくいろんな方法で登ることはできる。 その一つは峠の茶屋の反対側にある鳥居から籔に入り、林道をまたいだ傾斜の緩やかな学校林に進み、時々林道と交差しながら林の中を進むというもの。 薄い踏み跡らしきものもあり、林道とつかず離れずして歩く分には迷う心配もない。 下山も西側に少し進んだ牧草地から下って杉の植林地に入り、南東に下って林道に出、小坂地区で白石国見線に合流して戻ることができるが、遠回りの覚悟は必要。 この場合、小坂地区から歩いて30分位の所に旧羽州街道の峠道が残っているので、趣のよいこの歴史道を組み入れることができる。 小坂地区を過ぎてカーブの始まる手前に水車と歴史の峠道の案内板がある。 途中旧道と新道に分かれるが30分ほどで峠。 平成13年当時はよく整備されていた。
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