みやぎ里山文庫 
 11-007 
七ヶ宿町の山
 ■地形図
白石 (1/25000)
 ■所在地
刈田郡七ヶ宿町梁川山国有林
 ■実施日
平成18年11月21日
 ■登山道
登山道なし
 ■ マップ
ルートマップ
小梁川山 (こやながわやま)
 標 高 / 三角点
714.79m / 四等三角点 (点名:小梁川)
 概 要


 小梁川山は、七ヶ宿ダムの北方、白石市小原の北西にある山で、ダムに流れる小梁川が山頂の西麓を流れている。 北隣には100mほど標高の高い花房山があり周囲を同じぐらいの山に囲まれているので目立たない山である。 唯一、明戸林道入り口付近から蝦夷倉川の上流にその姿を捉えることが出来る。 山名は、小梁川から付けられたのだろう。  

 小梁川山に登るには、白石市の小原温泉より西に通じる林道を蝦夷倉に走る。 蝦夷倉川に沿って延びる明戸林道を進み、牧草地を過ぎた所に駐車する。 この先は道にロープが張られ一般車両は通行禁止になっていた。 しかし、良く整備された普通車で楽に走れそうな林道が登山口まで続いていた。
  
 小梁川山の東面を通り過ぎた花房山に通じる林道との三叉路分岐が登山口になる。 戻るように尾根を忠実に山頂まで辿る。 道は全くないが緩やかな一本尾根で一部樹木が切られているのでルートは容易に分かる。 小ピークを過ぎて一旦下り登り返すが、最初は疎らだった笹が次第に深くなり胸丈ほどの笹薮を掻き分けて進むようになった。

 山頂部は東西が切れた細長い形の山で、一面の笹に三角点を探すのに苦労する。 見慣れた角柱の三角点と思っていたが市街地などで見かけるような丸い金属板の軽量タイプの三角点だった。 
 眺めは木々の間から、少し西に進んで急斜面になると視界が開けた。 北隣に見える花房山のどっしりとした重量感のある姿が印象に残った。


所要時間=登り:   分 下り:   分
   

 特 記

 
 ※ 単独で小梁川山を目的にするよりも花房山と組み合わせて登ると良い。 短時間で山頂に立てるので花房山の帰路で寄るのが良さそうだ。 
    

林道登山口
林道登山口
笹薮のルート
笹薮のルート
山頂の笹薮
小梁川山頂
金属板の三角点
三角点
金属板の三角点
軽量三角点
明戸林道から見える小梁川山
明戸林道から見える小梁川山

【報告者:マルゴ】 08/12/23 

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