雨乞(あまご)の愛宕山は柴田町の最高峰である。 無線中継塔が立ち山頂まで車で簡単に行くことができる。 山頂の愛宕神社にはお神酒が供えられ、この山が地域の人々に信奉されていることがうかがえる。 三角点は神社の裏に簡単に見つけることができる。
地元の中学校のハイキング記念の柱があったので登山道を探してみた。 東への境界沿いは杉林が多い。雑木を目指して進むとすぐに細い笹竹の密籔となる。 杉林を選んで進めば歩き安いが、薄暗く、それもやがては籔へと続く所が多い。
西への稜線は山頂手前の車道がカーブするところから杉林に入るが、すぐに気持ちのよい雑木林になる。 稜線伝いにそれほど苦労なく進んで30分程で伐採地に出る。 イバラに囲まれ、馬場へ稜線伝いに進むのは困難と思われた。 荒れた林道に逃げ、20分で内街道と赤柴を結ぶ舗装道にでる。 ここからは車道歩き30分ほどで山頂に戻れるが、雨乞のイチョウに足を伸ばすのがお薦め。
所要時間=登り: 分 |