疣石山は、角田市と山元町の境、深山の南にある山。 高瀬峠から入り北への主稜線の1km強に80分もの苦戦を強いられた。 地形図に見える破線ルートは一部で生きていた、しかし半分以上は身の丈越す笹で見通しがない。
山頂付近は緩やかな盛り上がりが三つ続きその中央の「岡」に三角点がある。 もうひとつ宮城県の標石がある。 これまで見たものとは違う、頭部がかまぼこ形に丸みをかけてある立派なものだ。
松の大木や雑木がまばらに立つ木の間から山元町役場や町並みが見える、その向こうに広がる海も。 展望はこの一点だけ。
西に下る稜線は見たところ笹が無い、地形図に見える破線はこの尾根を下るようだ。 峠からここまで山元側斜面が広範囲に植林されている、作業路が隠れていることであろう。 角田市大谷から山頂への破線路は生きているのだろうか。 馬船峠からなら近い分だけ楽かもしれない。 とにかく高瀬峠からは入らないことだ。
所要時間=高瀬峠標高200mから比高114m 登り:80分 下り:70分