みやぎ里山文庫 
 21-030 
亘理町の山
 ■地形図
亘理 (1/25000)
 ■所在地
宮城県亘理町逢隈字中沢
 ■山行日
2011年1月4日
 ■登山道
登山道なし
 ■ マップ
ルートマップ
    
八つ山 (やつやま)
 標 高 / 三角点
 約106m / 八幡神社奥宮・石塔4基 
 概 要


 亘理町逢隈の中沢にある山で、亘理山地・主稜線の三門山(みつもんやま)から東の海岸部へ張り出した丘陵のひとつ。 北に並ぶ八十八夜山と同一山体で、山頂は200mほど離れている。
 むかしは集落の薪などを採る生活の山だったというだけに、古い作業道跡があるがすごいヤブに覆われて歩行は不可能だ。 南側の町道に車を止め、民家脇から急斜面を立ち木につかまりながら登った。

 山頂は細い雑木林で、その間から太平洋や岩沼、亘理の町が見える。 東西に細長い平坦な山頂には古いヤマザクラが立ち、その切り株から20本ちかい幹が立ち上がっていた。 里人から見捨てられて久しい時間を物語っている。
 
所要時間=約15分 比高=町道から約70m
   

 特 記

 
 ※ −
  

 その他

 
 ※ −
  

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山頂から兄弟の八十八夜山を望む
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山頂にあったイノシシの糞 (比較はライター)
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山頂にあったヤマザクラの切り株
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山が生活と密着していた頃の名残り

【報告者:源兵衛】 2011/01/10 

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