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大崎市の山 |
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■地形図 |
鬼首 (1/25000) |
■所在地 |
大崎市鳴子温泉尿前字花渕岳 |
■実施日 |
平成21年6月2日 晴れ |
■登山道 |
スキー場脇の登山道 |
急坂が続く道 |
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■ マップ |
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花渕山(はなぶちやま) |
標 高 / 三角点 |
984.81m / 一等三角点 (点名:花淵山) |
概 要 |
花渕山は、鬼首環状盆地の外輪山で南端に位置する一等三角点の山。 鳴子温泉の正面に見える山で、東麓には荒雄川を堰き止めた鳴子ダムがある。
南斜面につくられた鳴子スキー場は、国体クラスの競技会が開催できる県内唯一のスキー場だったが、現在は閉鎖されている。
花渕山は、鬼首スキー場のテレキャビンを使い鍋倉山から尾根道を歩く登山ルートが主流だが、旧鳴子スキー場から登る道があるので紹介したい。
国道47号線を中山平方向に進み『日本こけし館』を奥に進んだスキー場入口が登山口になる。 『奥の細道』の道標の所から錆び付いたリフトの脇を登ると、やがてゲレンデ脇の林に入って行く。
雑木林から杉林に入ったあたりから急な登りになり、かつてエキスパートコースとして名高かった『鳴子の壁』の西側樹林帯内の急斜面をジグザグに登る。
前方が明るくなると樹林帯を抜けゲレンデに飛び出す。 第1リフト手前、ゲレンデの中央付近からゲレンデを真っ直ぐに100mほど登り、緑のネットの所を右折して右手の樹林帯に入ると登山道が現れる。
樹林帯を東に回り込む道を登って行くと、今度は第2リフト脇のゲレンデに出て目の前にビッキハウスが見える。
ビッキハウスからブナ林の中に続く道を雄沼に向かい左手に雄沼を過ぎると倉庫のような避難小屋に出て、最後のゲレンデ登りで反射板のあるゲレンデトップに到着する。
ゲレンデトップから三角点までは10分ほど、無線中継所の後方に一等三角点があった。
登山道は、そのまま大柴山に向うが来た道を戻る。
所要時間=比高 750m登り: 150分 下り: 分 |
特 記 |
※ 雨乞いと悲恋伝説の雄沼に立ち寄ると良い。 神秘の沼は紅葉も綺麗だ。
※ 花渕山と小向分岐の中間地点にある1001mピークの西斜面はシロヤシオ群生地。
花期は 5月末から6月初旬。 開花に合わせて出掛けたい。
開花状況は、鬼首スキー場に問い合わせる。 | |