秋保・長袋の東北の最奥の山で麓からは見えない。 距離的に近い旧宮城町側からも白沢五ッ山に隠れて見えない。 このあたりは五ッ山をはじめゴロ山、大旗山など標高350m前後の山々が尾根続きで集まっており、その中で一番高いのがこの山になる。 周辺一帯(三つのピークがある)を地籍名で二ノ輪山(ニノワヤマ)といい地元ではみな一緒に扱う。 しかし「無名」だという四等三角点名の二ノ輪山(368・9m)は、明らかに独立した山なので里山文庫ではこちらは別山として掲載する。
さて登山口は秋保側が湯ノ辺田(国道脇の二つの堤の間から入る)、愛子側は空堀沢・道上沢など沢を詰めるコースがある。 いずれも同様な比高だ。 山腹から山頂付近に枝道のある山道があるが末端部は判然としない。 尾根続きだから函ノ倉山から前山経由でゴロ山〜岩俵山と白沢五ッ山と組み合わせ一日かけて歩くのもいいだろう。 いずれにせよ落葉期に限る。
所要時間=比高200m 登り: 分 下り: 分 標高:湯ノ辺田口203m・白沢峠口170m・道上沢口170m
※ 山名「ゴロ山」は岩がごろごろある山の意らしい。 ※ 北隣りの戸神山から見下ろすか西の戸森山からならこの山が見える。
【報告者:源兵衛】 06/08/03
みやぎ里山文庫
【報告者:マルゴ】 09/03/07