宮城県は、茨城県から福島県の沿岸部に広がる阿武隈山地の北端の地になります。
阿武隈山地は宮城県で二つに別れますが、
福島県新地町から海岸線に沿って阿武隈川まで一直線に続く山々を亘理地塁山地と言います。
その中で、鹿狼山から小斉峠までの尾根道が七峰縦走路です。
七峰縦走路は、新地町の鹿狼山から宮城県山元町の小斉峠まで亘理地塁山地の根元にあたる標高300mmほどの山々、
南から鹿狼山・五社壇・地蔵森・権現森・主義山・音羽森・金華山の7つの山です。
地元の人たちは七峰(ななうね)と呼び稜線の美しさを親しんでいるそうです。
地元の登山愛好家が、七峰を結ぶ縦走路を整備されました。
早春の花の芽吹き、新緑の春、秋の紅葉、落葉した冬の里山など
四季を通じて楽しめますが、眺めは良くないので落葉期がオススメです。
低山ながらそれぞれの山を結ぶ縦走路はアップダウンの厳しい道、
日帰り縦走が出来ますが、2回に分けて歩くと良いでしょう。
南北に一直線の道なので、帰り足(車)の確保が必要です。
|